アート
横尾忠則 文藝春秋 2006.4.25読書日:2023.1.6 病気と常に向かい合っている横尾忠則が、病気との付き合い方を述べたエッセイ。 「原郷の森」が、よくはわからないが、なぜか印象に残り、横尾忠則に興味が湧いたので読んでみた本。 いまもいろいろ身体の不調…
水木しげる 筑摩書房 1977.10.25読書日:2022.8.30 漫画家水木しげるが境港での少年時代を振り返った自伝。 最近、NKHで水木しげる関連の番組が多く出ていて(日曜美術館やブラタモリなど。偶然? それともなにか意図があるのか?)、そういえばこの本を…
宮本直美 中公新書 2022.6.25読書日:2022.8.11 ミュージカルは普通のお芝居と違って物語に歌やダンスが入っており、そうするとお芝居をしていて役者が突然歌い出すという日常にはない不思議な光景を見ることになるが、それはなぜかという謎に、ミュージカル…
横尾忠則 文藝春秋 2022.3.25読書日:2022.6.30 画家の横尾忠則が死者の集う「原郷の森」にアブダクト(拉致)され、そこで過去の画家、文学者など歴史上の彼が話したい人と自由に議論した内容を記録した本。 横尾忠則のことはあまり良く知らないが、わしは…
ジャガー イースト・プレス 2021.12.22読書日:2022.5.4 千葉の英雄、ロックンローラーのジャガーさんの自伝。 わしは電子本派かつ図書館派なので、めったに実物の本は買わないが、このときなぜか本屋に並んでいたこの本を買ってしまった。ジャガーさんのこ…
「世界を貧困に導くウォール街を超える悪魔」を読んでわかったのは、結局のところ、例外の場所や制度を利用して、税金を納めることなしに利益を搾り取って行く金融産業の姿だった。 これを読んでわしが思い出したのが、フリーポート(保税倉庫)と呼ばれる、…
藤脇邦夫 光文社新書 2021.11.30読書日:2022.2.17 ドラマに耽溺する著者が、近年の韓国ドラマの傑作とそのドラマ史における意義について、熱を込めて解説する本。 わしはドラマをほとんど見ない。わしも「愛の不時着」の評判を聞いて、ネットフリックスで見…
塩田純一 みすず書房 2021.9.10読書日:2022.2.4 船乗りや中古の船具の販売で生計を立てていたイギリスの男が、妻の死後、70歳になってから本格的に絵を描き始めたという、ウォリスの評伝。 アルフレッド・ウォリスは、1855年頃に生まれて、1942年…