2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
テッド・チャン 訳・大森望 早川書房 2019.12.15読書日:2022.3.7 (ネタバレあり。注意) 寡作で知られる人気SF作家、テッド・チャンの短編集。 テッド・チャンの日本での人気はすごいらしく、この本も増刷を重ねているようです。というわけで、読んでみ…
ノリーナ・ハーツ 訳・藤原朝子 ダイヤモンド社 2021.7.13読書日:2022.3.1 人類史上例のない規模で「孤独」が広がっており、人々の健康に影響を与えるだけでなく、なにより民主主義の根幹を揺るがしており、コミュニティを生み出すインフラへの投資を行わな…
安部司 東洋経済新報社 2005.11.10読書日:2022.2.23 添加物を販売する商社に勤めていた著者が、作った製品を自分の子供が食べているのを見て衝撃を受け、会社を辞めて、日本の食品業界で起きている真実を報告する本。 この本は2005年の発売なのに、まだ…
ヤニス・バルファキス 訳・江口泰子 講談社 2021.9.13読書日:2022.2.20 2008年のリーマン・ショックのあと、資本主義が倒れたあとのあり得たもう一つの世界を描く小説。 左派の人たちのおめでたさには呆れることが多いけど、どのへんで呆れるかというと…
水野雅登 光文社新書 2021.6.30読書日:2022.2.8 これまでのインスリンを与える治療方法や食事療法は間違っていることを指摘し、糖質オフの食事で糖尿病は改善できることを主張する本。 わしも糖尿病の境界にいる人間なので、こうして関連本を読んでいるわけ…
2017年出版の「2030年 ジャック・アタリの未来予測 不確実な世の中をサバイブせよ」では2030年までに起こり得るさまざまなリスクを列挙しています。 このなかには、例えば未知のウイルスによるパンデミックのリスクについても記載されており、コ…
山口揚平 ランダムハウス講談社 2005.7.20読書日:2022.2.8 株の初心者向けの入門書。 わしはときどき株の入門書を読むようにしている。知っているはずのことをもう一度チェックするためだ。なのであまり面白いと思うことはないのだが、この本は入門書なのに…
藤脇邦夫 光文社新書 2021.11.30読書日:2022.2.17 ドラマに耽溺する著者が、近年の韓国ドラマの傑作とそのドラマ史における意義について、熱を込めて解説する本。 わしはドラマをほとんど見ない。わしも「愛の不時着」の評判を聞いて、ネットフリックスで見…
ロシアのウクライナへの侵攻は、予想以上に西側諸国の結束が高く、ついにロシアの銀行をSWIFTから締め出すことに成功しました。しかし、これがどのくらいの効果があるのでしょうか。そして何より気になる、中国に台湾への侵攻を思い止まらせる効果があるので…
荒木飛呂彦 集英社新書 2015.4.22読書日:2022.2.13 「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦が、自分の漫画の創作過程を公開した本。 これまで小説や脚本の創作に関する本を何冊か読んだせいか、またアマゾンがお勧めしてきた。そう言えば漫画に関するものは…
中野善壽(よしひさ) ダイヤモンド社 2021.11.16読書日:2022.2.8 子供の頃から孤独だったという経営者が、孤独というのは自由ということだと主張し、軽やかな経営を目指す本。 元寺田倉庫CEOの中野さんの「ぜんぶ、すてれば」が面白かったので、近刊の…
荒木博行 日経BP 2021.10.18読書日:2022.2.6 会社のプロジェクトが失敗するのはなぜか、有名な失敗例からそれをさぐり、成功への近道を示す本。 という触れ込みなので読んでみたが、これは確かに失敗したけど本当に失敗なの?というものがほとんどだった…
勝間和代 宝島社 2021.7.27読書日:2022.2.6 勝間和代が健康でゆとりある老後をロジカルに考えて実践している内容をまとめたもの。 このところの長寿関係の読書をしており、その延長で本書を選んでみた。長寿関連はとりあえずこれで終了かな。 ここ数年、勝…