2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ポール・ウィリス 訳・熊沢誠、山田潤 筑摩書房 1985.3.30読書日:2021.3.27 1960年代、なぜ労働者階級の子供たちが中産階級を目指さずに親と同じ手工業の肉体労働者を目指すのか、という疑問に対して、イギリスの工業都市の労働者階級の子供たちを調査…
ニコラス・クリスタキス 訳・鬼澤忍、塩原道緒 NewsPicks 2020.9.27読書日:2021.3.24 人間には良い社会を築くための設計図(ブループリント)があらかじめ遺伝的に埋め込まれていると主張する本。 最近、ヒトの脳は社会的な生活を行うために進化したとする…
天沢 退二郎 ブッキング 2004.8.1読書日:2010.10.06 1970年代の名作の復刊、らしいが、わしは知りませんでした。作者は宮沢賢治に心酔している詩人だそうで、イメージ力とそれを記す文章力がまずすばらしい。感心した。面白いので、1日で読み終わって…
ブレイク・スナイダー 訳・菊池淳子 株式会社フィルムアート社 2010.10.30読書日:2021.3.4 売れっ子脚本家が、自分の脚本術を惜しげもなく公開する本。 スナイダーが惜しげもなく公開できるのは、たぶん、公開してもそれを実行できる人が少なく、自分への害…
ピーター・ディアマンディス、スティーブン・コトラー、訳・土方奈美 株式会社ニューズピックス 2020.12.24読書日:2021.2.28 進化するテクノロジーがお互いの進化を加速することで、2030年にはとんでもない時代が訪れる主張する本。 2030年に何が起…
井上智洋 光文社新書 2018年4月17日読書日:2018年07月30日 ベーシックインカムについて、総括的に学べる良書。単にベーシックインカムについて説明しているだけでなく、貨幣制度に与える影響、政治的な位置関係について説明しており、この点が新しい。 貨幣…
読書猿 ダイヤモンド社 2020.9.29読書日:2021.2.21 独学を続けている著者の読書猿が、自分の体験を交えつつ、学習科学の成果に基づいた学習方法を伝授する本。 著者によれば、この本は手元に置いておいて、必要に応じて読む本だそうです。わしは学習科学の…
永野裕之 ダイヤモンド社 2020.6.3読書日:2021.2.27 大学で数学を勉強してJAXAに行った後、音楽に転身して指揮者になり、結婚したあと、数学の塾を始めたという著者が、広大な数学の宇宙を垣間見せてくれる本。 子供が小学生のころ、話題の算数の塾へ連れて…
マイケル ウォルフ 早川書房 2018年2月28日読書日:2018年06月10日 14:36 (もうトランプ政権は終わってますが、なんかアップするのを忘れていたみたい。気になるので、今さらですがアップしておきます(苦笑))。 トランプ政権発足から、スティーブ・バノ…
出口治明 ダイヤモンド社 2019/8/8読書日:2021.2.25 出口さんが世界を理解するために重要と考える、宗教と哲学の歴史と特徴をダイジェストしたもの。 ダイジェストと言っても、なにしろ全史ですから、450ページぐらいあります。大部ですが、逆によくこれ…
グレゴリー・ザッカーマン 訳・水谷淳 2020.9.30読書日:2020.2.22 いま最も成功しているヘッジファンド、メダリオンを創ったジム・シモンズの苦闘と成功の秘密を書いた本。 ジム・シモンズをはじめ、メダリオンに働いているのは普通のトレーダーではなくて…