2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ウィリアム・フォン・ヒッペル 濱野大道 ハーパーコリンズ・ジャパン 2019.10.19読書日:2020.8.14 森からサバンナへの気候変動に直面した人類は、社会的認知能力(社会脳)を向上させ、社会的跳躍(ソーシャル・リープ)を成し遂げ、その影響は現代人にもあ…
佐藤常雄 大石慎三郎 講談社現代新書 1995.8.20読書日:2020.8.12 時代劇などに出てくる貧しい農民の姿は事実ではなく、日本の農民の生活は豊かだったと実証する本。 どこかでこの本のことを知り、読まなくてはいけないリストに入っていましたが、夏休みにな…
岡康道 光文社 2016.6.20読書日:2020.8.8 非常に悲しい知らせだ。この本の著者、岡康道が亡くなったというのだ。 わしがこの本を買ったのは、アマゾンがキンドルで半額セールをしていたからだ。(わしは基本的に電子図書しか買わない)。買ったその日、7月…
下山進 文藝春秋 2019.10.25読書日:2020.8.7 1990年代にインターネットが一般的になってから、いかにネットが既存のメディアを侵食し、新聞が衰退していったのかを、関わった人の動きを具体的に取材して検証した本。題名とは異なって、未来を語る本では…
グレゴリー・クラーク 日経BP社 2009年4月23日読書日:2009年09月02日 題名がいい。確かに新石器時代からの10万年を視野に入れていないこともないが、この本は基本的には産業革命の謎について迫っている。新石器時代からずっと一人当たりの所得が増えなか…
橋下徹 SBクリエイティブ 2020.2.10読書日:2020.8.1 大阪維新の会をはじめ、数々の改革を成し遂げた異端のリーダー、橋下徹が異端の生き方を勧める本。 この本にはいろんなことが書かれてあるけど、特徴的なことは第4章の「情報マニアになってはいけない…
吉田伸夫 講談社ブルーバックス 2020.1.20読書日:2020.7.30 物理学が分かっている限りの範囲で時間について語る本。 確かに、どこから来て(ビックバンから時間は始まる)、なぜ流れるのか(エントロピーの法則の結果)はきちんと書かれているし、意識もな…
本橋信弘 太田出版 2016.10.27読書日:2020.7.26 AVのレジェンド、村西とおるの多分一番詳しい評伝。ネットフリックスで山田孝之の全裸監督を見て、爆笑。で、本書を手に取った次第。 本書の中でも述べられているが、村西とおるはあらゆる面で過剰。一番目…
黒坂岳央 大和出版 2019.4.30読書日:2020.7.23 富裕層の億越えマインドを身に着けて、自らも富裕層の仲間入りをした著者が、誰でも年収1億円を達成できると主張する本。 まあ、ときどきこういう類の本を本を読むわけですが、どの本も概ね同じことを言って…
石光 真清, 石光 真人 中央公論社 1988読書日:2010年01月25日 あるサイトで石光真清のことを知り、図書館で手記を取り寄せたら、その分厚さに卒倒した。何しろ、1200ページぐらいあるのだ。文庫版で4分冊のものもあるので、そちらにすればよかったか。…