2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ベン・ゴールドファーブ 訳・木高恵子 草思社 2022.2.2読書日:2022.4.7 かつて北米やヨーロッパに多数存在して水の保水や湿原の形成に貢献していたビーバーを復活させて自然環境を回復させようとする、ビーバー狂の人たちの熱意と奮闘を描いた本。 わしはア…
かぶ1000 ダイヤモンド社 2021.1.21読書日:2022.4.3 バリュー株投資を極めた著者がその技を惜しげもなく公開する、日本でバリュー株投資を行うときの教科書的な決定版。 いやー、これは素晴らしい本だ。題名がちょっと一般受けするような軽いものになっ…
石井遼介 日本能率協会マネジメントセンター 2020.9.10読書日:2022.4.2 全員の知恵が求められる現代の組織では、自由に発言できて責められることのない、「心理的安全性」がある組織運営が求められるが、そのためには具体的な行動という形で示すことが大切…
ジェフ・ベゾス 訳・関美和 ダイヤモンド社 2021.12.7読書日:2022.3.29 アマゾンのジェフ・ベゾスの過去の株主へのレター、寄稿文を集めたもの。 この本の3分の2くらいは、株主への過去20年ぐらいのレターとなっていて、アマゾンのそのときどきの状況や…
福原顕志 文藝春秋 2021.11.20読書日:2021.3.27 スノーボードというスポーツがなかった頃、スノーボードというものを構想し、そしてスポーツとしても事業としても成功を収めたジェイク・バートン(1954−2019)の評伝。 こういうのってたいていは翻…
モーガン・ハウセル 訳・児島修 ダイヤモンド社 2021.12.7読書日:2022.3.22 一生お金に困らずに暮らすというのは、収入が多いことではなく、何か不測な事態が起きても困らないように余裕がある状態を保つことであり、そのためにはなんの目的がなくても倹約…
「世界を貧困に導くウォール街を超える悪魔」を読んでわかったのは、結局のところ、例外の場所や制度を利用して、税金を納めることなしに利益を搾り取って行く金融産業の姿だった。 これを読んでわしが思い出したのが、フリーポート(保税倉庫)と呼ばれる、…
ニコラス・ジャクソン 訳・平田光美、平田完一郎 ダイヤモンド社 2021.11.2読書日:2022.3.20 金融業が国の経済の中心になると、国民になんの利益ももたらさず、かえってその国の経済を衰退させ、国民を貧困に陥れると主張する本。 この本で書かれているのは…
弘中惇一郎 講談社 2021.11.30読書日:2022.3.14 村木厚子事件、三浦和義事件、薬害エイズ事件など、無罪引受人として有名な弘中さんが、これまで受任したうちから、記憶に残る事件を記載した本。 弘中さんが弁護士になってから50年、半世紀が過ぎたのだそ…
国立国語研究所 幻冬舎新書 2021.11.25読書日:2022.3.9 国立国語研究所に寄せられた様々な質問に、第一線の研究者が答える本。 「言語学バーリ・トゥード」がけっこうわしの琴線に触れたので、言語学もいいかと思ってこの本を手にとってみた。しかしあまり…
吉田親司 エムディエヌコーポレーション インプレス 2021.12.1読書日:2022.3.8 架空戦記ものの作家である吉田親司が、天才でなく平凡な小説家がサバイバルする方法を具体的に伝授する本。 最近、この手の創作の手法とか作家で生きていく方法とかの本がやた…