ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

数学

未来から来た男 ジョン・フォン・ノイマン

アナニヨ・バッタチャリヤ 訳・松井信彦 みすず書房 2023.9.19読書日:2024.3.21 ハンガリー出身の数学の天才で、数学の力を量子力学、コンピューター、ゲーム理論、AIなど、純粋数学の枠を越えて貢献し、手がけた分野のすべてがその後大きく発展して、い…

天才数学者、ラスベガスとウォール街を制す 偶然を支配した男のギャンブルと投資の戦略

エドワード・O・ソープ 訳・望月衛 ダイヤモンド社 2019.4.3読書日:2023.3.4 世界で初めてブラックジャックのカウンティングの技術を発見し、オプションの価値を計算するブラック=ショールズの式を発表前から自力で発見し、適正価格から外れた銘柄をリスク…

高次元空間を見る方法 次元が増えるとどんな不思議が起こるのか

小笠英志 講談社 2019.9.20読書日:2022.12.30 3次元以上の高次元空間をイメージする方法を教える本。 物理の超弦理論なんかでは、10次元とか11次元とかの高次元の空間を取り扱うが、研究している人はよくそんな空間をイメージできるなあ、と感心する。…

三体問題 天才たちを悩ませた400年の未解決問題

浅田秀樹 講談社ブルーバックスB−2167 2021.3.20読書日:2021.4.30 天体が3つ以上関係する三体問題は原理的には解けないが、特殊な状況では解くことができ、しかも最近ではスーパーコンピュータにより数値計算が可能となり、特異な解も見つかっている…

とてつもない数学

永野裕之 ダイヤモンド社 2020.6.3読書日:2021.2.27 大学で数学を勉強してJAXAに行った後、音楽に転身して指揮者になり、結婚したあと、数学の塾を始めたという著者が、広大な数学の宇宙を垣間見せてくれる本。 子供が小学生のころ、話題の算数の塾へ連れて…

有限の中の無限 素数が作る有限体の不思議

西来路文朗 清水健一 講談社ブルーバックス B-2137 2020.5.20読書日:2020.7.8 0,1,2と進んで、次が0に戻るような数字の体系のことを有限体というらしい。例えばカレンダーの曜日は7日ごとにぐるぐる回るから有限体と関係がある。時計もそうだ。この…

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