2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
トランプが大統領選に再選したとき、いま時代は新しい中世になった、とわしは実感することができた。これがどういうことか説明してみようと思う。 次の時代は新しい中世になると言った人は、実はたくさんいる。少なくとも1950年代からそう言われているの…
堺屋太一 東京書籍 2018.2.23読書日:2024.11.11 いまから40年前、1985年に堺屋太一が、世界はこれから中世の価値観に近い世界になり、「ハイテク中世」の時代が来ると、予言した本。 トランプ大統領が再選したとき、「ああ、これからは本当に中世の時…
唐鎌大輔 日経BP 2024.7.8読書日:2024.10.23 日本は経常黒字であるが、経常黒字のほとんどは海外における第一次所得であり、その大部分は現地に再投資されて日本に戻ってこないので日本円に替えられることはなく、その結果お金はキャッシュフローベースで日…
奥野克己 講談社 2023.8.20読書日:2024.10.18 人類学とは、人類とは何か、を探求する学問であり、人類学を語るときに欠かせないマリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドの4人の考え方を通して、人類を研究するとはどういうことかを語る本。 …
鶴見太郎 講談社 2020.11.10読書日:2024.10.19 なぜイスラエルは攻撃的な国なのか。その理由はイスラエルがウクライナを含むロシア帝国にいたユダヤ人が作った国であり、ウクライナで経験したユダヤ人に対する大虐殺、ポグロムにあると主張する本。 わしは…
坂本貴志 講談社 2024.10.15読書日:2024.10.16 「ほんとうの定年後」の姿をデータで示した著者が、人口動態を用いて、これから日本経済に起こることを示した本。 バブル崩壊後の日本経済(の停滞)についていろいろな話を読んできたが、この本の人口動態、…
haru 河出書房新社 2020.5.30読書日:2024.10.15 解離性同一性障害(いわゆる多重人格)に加えて、性同一性障害、ADHD(多動性障害)、という障害を抱えているharuさんの解離性同一性障害の実際の日常を語ってくれる本。 解離性同一性障害(多重…
エヴァン・オズノス 訳・笠井亮平 白水社 2024.3.5読書日:2024.11.3 ジャーナリストのオズノスが2013年に中国から帰ってくると、米国はまったく変わっていた。オズノスは自分にゆかりにある3か所を選んで、各地がどのように変わったのかを確認し、アメリカ…
デヴォン・プライス 訳・佐々木寛子 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2024.5.24読書日:2024.10.8 生産性をあげて仕事の成果を上げるということが自分の価値、という生産性競争から脱出しようと主張する本。 中身を読んで驚いた。まったく同じ内容の本を最…
ポイ活でTikTokLiteをやっているけど、ときどき、1分で眠れます、というヒーリング音楽の動画が出てくる。 水の流れる音や雨の音、それになんとなくスピリチュアルなイメージの電子音の音楽で、瞑想を誘うような音楽だ。メディテーション音楽ともいうのかな…