橋下徹 プレジデント社 2019.8.11
読書日:2020.9.3
橋下徹がトランプにかこつけて持論を展開する本。トランプを出しにしていますが、ほぼほぼ自分のやったことを述べている本です。
特に前半がひどい。自分のことを非難する学者などをコテンパンにこき下ろすというのがその内容で、こんなの大阪にでも暮らしていないと何のことやらさっぱり分かりません。
しかし、トランプはけっこう頭がいいと評価していて、ヒラリーが負けたのではなくインテリが負けたのだ、というところは、本当にそうだと思う。ヒラリーは結局、なんだかんだといっても民衆に寄り添えなかったのだ。
とまあ、共感できるところはそれなりにありますが、たぶん数時間ぐらいしゃべったことを本にまとめただけで、どうにもすかすかしている印象は免れません。
★★☆☆☆