ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

2018-11-23から1日間の記事一覧

コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

1990 共立出版 G.M.ワインバーグ, 木村 泉, ジェラルド・M・ワインバーグ読書日:2018年10月09日 システムエンジニアの書く文章は、諧謔(かいぎゃく)に満ちていて味わい深いものになっていることが多い。 これはなぜかと考えるに、システムエンジニアは自…

MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣

シバタ ナオキ 日経BP社 2017年7月13日読書日:2018年10月14日 決算を読む習慣という題名になっているけど、実質は著者が決算を分析した内容を記載しただけのものになっている。しかもIT企業に限定している。たぶんこれを読んでも決算を読む習慣はできない。…

シネマの神は細部に宿る

押井 守 東京ニュース通信社 2018年8月8日読書日:2018年10月15日 題名の通り。映画の出来ではなく、押井守がフェティシズム的に好きな場面が含まれている、映画について語ったもの。 Uボート以外のほとんどの映画は観ていません。いや観てるけど、そんな部…

図解でわかる 14歳から知っておきたい中国

インフォビジュアル研究所 太田出版 2018年7月11日読書日:2018年10月17日 中国の歴史から現在の直面している社会的、経済的問題まで網羅的に分かりやすく図式化して説明してくれる本。監修が北村隆(日経ビジネスなどで中国関係のコラムを書いている人)で…

サバイバル登山家

2006 みすず書房 服部 文祥読書日:2018年10月24日 サバイバル・クライマーの服部文祥が初めて出した本。 最近、服部文祥によく出会う。 一番最初の接点は日経新聞のコラム。その後、テレビとか雑誌の新刊紹介の欄で、出会うようになり、なにか縁のようなも…

米中もし戦わば

ピーター ナヴァロ 文藝春秋 2016年11月29日読書日:2018年10月20日 お互いに関税をかけあい、激しさを増す米中の貿易戦争。それが単なる貿易戦争ではなく、覇権を争うものであることが明らかになるにつれて、読み直されているのが本書。もし戦争になったと…

話芸の達人 ―西条凡児・浜村淳・上岡龍太郎―

戸田学 青土社 2018年8月23日 読んだ日:2018/11/22 大阪の話芸については、関西に住んでいないとなかなかその存在感を実感できない。もちろん、わしも住んだこともないので理解できないわけだが、たとえば上岡龍太郎がいかに関西で人気があるか、ということ…

華僑の大富豪に学ぶ ずるゆる最強の仕事術

大城 太 日経BP社 2017年8月31日読んだ日:2018.11.17華僑の考え方って面白いなあ、と思わせてくれる本。最短で金持ちにならなければならない宿命をもつ彼らの手法、というか考え方が面白い。例えば、・生産性を考えて、やらなくてもいいことをまず考える。…

投資家から撤退するかどうかを迫られた時期

2003年に結婚した。子供が2005年に生まれた。それまでアパート住まいだったが、子供が大きくなってくると当然のように、「マンションを買わなくてはいけません」と妻が主張し始めた。2008年ごろだ。お金がないというと、持ってる株を売ればいいと簡単にいう…

ホモ・デウス : テクノロジーとサピエンスの未来

ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 2018年9月6日読書日:2018/11/13 技術の発達で、人間がアップグレードして、別の段階、つまり神性を獲得する方向に向かうという話だが、それ自体は科学的、技術的な話題として別の本でも取り上げられている。では、歴史…

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