コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

1990 共立出版 G.M.ワインバーグ, 木村 泉, ジェラルド・M・ワインバーグ
読書日:2018年10月09日

システムエンジニアの書く文章は、諧謔(かいぎゃく)に満ちていて味わい深いものになっていることが多い。

これはなぜかと考えるに、システムエンジニアは自分が高度な仕事をしていると自負している割に、評価が低いことによっているのではないかと思われる。

簡単に言うと、うまくいっているときには当たり前に思われ、まったく関心を持たれないが、なにかうまくいかなくなると、すべての非難が集中するような立場、だからなのだろう。

最近ではさらに、予算削減、人員削減が常態化し、悲哀の度合いが高まっているように思われる。

そのシステムエンジニアに助言をするコンサルタントとなると、その立場の不安定さに、さらに文章が一回転し、味わい深さに奥行きが深まっているように思われる。

わしはたぶん、コンサルタントにはならないと思うし、どうして著者がコンサルタントであることに、これほどの執念を見せるのか、いまいちよくわからないが、ともあれ、この本は長く読み継がれているらしく、ついにわしまで手に取ることになった次第です。

数々の名言、法則を生み出し、さらなる高みと向かうべく、自己研鑽にはげむコンサルタントたちに祝福を。

★★★★☆


コンサルタントの秘密―技術アドバイスの人間学

 

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