戸田学 青土社 2018年8月23日
読んだ日:2018/11/22
大阪の話芸については、関西に住んでいないとなかなかその存在感を実感できない。もちろん、わしも住んだこともないので理解できないわけだが、たとえば上岡龍太郎がいかに関西で人気があるか、ということなんかはなんとなく知ってはいたので、興味をもってこの本を手に取ってみた次第。
でもこの1人話芸って、ものすごく独特。落語でもないし、スタンダップコメディに近いかもしれないけど、ともかく関西にしかない芸風なんじゃないだろうか。ちょっと不思議で独特なポジション。
たぶん日常的にずっと聞いていないと、身体の中に入ってこないんじゃないかと思います。経験していないので、はあ、そうですか、としか言いようがないですね。
ところで、上岡龍太郎が引退した後は、どなたがそのポジションについているんでしょうかねえ。
お笑い出身MCのどなたかがその後継者ということになるんでしょうか。
★★★☆☆