新型コロナウイルスの影響が市場にどんなふうに出るか考察するシリーズですが、いまのところ、よくわからないというのが正直なところです。
新型コロナウイルスの影響をどう見るか(3) - ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録
上の投稿で、株価が少し戻っただけでわしの金融資産は元に戻ったといいましたが、その後も株価の上昇が続き、ついには過去最高の水準で推移しているのです。不況の中の異常な、ある意味、不思議な株高といっていいでしょう。
これをどうとらえればいいのでしょうか。
普通に考えれば、日銀が買いまくってるから、ということになるのでしょう。世界各国も大幅な金融緩和をしていることも確かです。でも、それだけでは下支えになっても、ここまでの株価上昇はちょっと想定外です。
あり得るとしたら、新型コロナウイルスの影響はどんなものか、だいたい分かった、と市場が見ているということでしょう。リスクは影響が分からないから高くなるのであって、今後、第2波、第3波が来た時も、まあだいたいこんな程度だろうという予想がつくようになったので、不安が減り、リスクは大きく低下したのでしょう。
それはそうなのですが、一方ではやっぱり今後もそんなにうまくいくかなあ、という気がしています。破綻する企業は予想通りに破綻するでしょうが、破綻するはずがないと思われた企業が破綻した時、市場はやっぱり疑心暗鬼になって、株価は急激に落ち込むのじゃないでしょうか。わしはとくにヨーロッパの銀行に不安を持っています。(ECBのラガルドさん、お願いしますよ)。
そういうわけで、相場が落ちた時のために、高めた現金比率はそのままにしておこうと思います。いつバーゲンが発生してもいいように備えておかなくては。
それはそうと、わしの勤めている会社も順調に業績が落ちており、従業員を休業させて国から補助金を得ようとしています。6月は実に半分を休まなくてはいけません。それなのに、仕事は減らないので、今月はむちゃくちゃ働いています。だらだら働くのがわしの仕事スタイルなのに、こんなに一生懸命働くとは。(苦笑)
まあ、わしが勤めているのはそれなりに大きな会社で休業手当の補助の申請処理もできるんでしょうが、中小企業だとなかなかこういう申請書類を整えるのも大変なんじゃないでしょうか。日本の行政システム、もっと簡単になりませんかねえ。
そうそう、それから、週に一回の出社も始まりました。改めて思うけど、会社、遠いですね(笑)。通勤に1時間かかるんですけど、なんか耐えられそうにない。
値下がりしたペッパーフードサービスを買いました。優待でいきなりステーキ食べたいな。
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