すぽ ぱる出版 2019.9.10
読書日:2021.11.23
過去数期で20%程度の成長をしている銘柄でPERの低いものに投資することで、10倍の銘柄発掘も可能と主張する本。
まあ、投資を始めた頃、こんな感じの本をたくさん読んでいました。最近ご無沙汰だったので、たまには読んでみようかと思って借りてみました。
すぽさんの投資方法は私とよく似ていますね。ただ私は「新高値銘柄」の中から、上記のような高成長をしている銘柄を選びます。新高値をつけたということは、まさにその時が投資に最適な時期とすなおに判断できます。なおPERは私は気にしていません。
具体的には、この本、に書かれてある通りにしています。
しかしながら、最近はずぼらになってしまい、銘柄の分析をあまりしなくなりました。なぜなら、これは素晴らしい、と思って投資してもなかなかその通りにならないからです。素晴らしい戦略を実行しているにも関わらず、経営者がいろいろ目移りして変なことに手を出したり、フラフラしている場合があったりします。逆にどうだろうなあと思っていたらどんどん伸びるということもあります。結局、経営者の人に関わる部分が大きすぎて、分析どおりには行きません。なので、だんだん面倒になってきました。
(結局、上場したあと、いろんなタイミングで経営者は変質するのです)。
そこで、条件にあって良さそうなものを単位株か端数で買って、しばらく様子を見ることが多いです。で、良さそうならどんどん買い増ししていく、だめなら切り捨てる。
買ったら数年は持つことにしていますが、ようするにその銘柄独自の成功戦略を続けていて、成果が出ている限りは持ち続けます。
するとある程度買ったら、もうお金がないのでそれ以上買えず、毎日株価の変動は見ますが(依存症なので)、あまり売買はしません。
すぽさんは、信用取引はしないようにと言っていますが、わしは最近しています。でもあんまり結果は思わしくないですね。やっぱりこういうギャンブルっぽいのには向いていないのかも。うーん。
一緒に次の本も読んでみました。
ファクター投資入門
アンドリュー・L・バーキン ラリー・E・スウェドロー 訳・藤原玄 監修・長尾慎太郎 パンローリング 2018.12.3
これは、投資判断に重要なファクターは7つだ、と主張し、そのファクターについていろいろ説明してあるんですが、これをどうやって投資銘柄の選択に結びつけるのかさっぱりわかりませんでした。スクリーニングしろってことですかね。なんか面倒くさいなあ。
あんまりぴんと来ないので、流し読みで終了。
しかし、どうも最近、こういう投資関連の本は読まなくなってきましたねえ。これでいいのかなあ?
★★★☆☆