ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

新型コロナウイルスの影響をどう見るか(3)

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皆さん、順調に引きこもっていますか?

わしは会社には全く行かず、テレワークで引きこもっています。会議はネットで行うしかないのですが、まあ、ほとんどしてないですね。心なしかメールも減ってる気がします。

妻も会社からたくさんの休業を言い渡され、月に数日しか出勤しなくなりました。子供も休校ですから、家族全員が家にいる状況です。運動不足なので筋トレがはやっています。筋トレができる空間は一人分しかないので、順番にやっています。

さて、ここ数か月、新型コロナの影響で23,000台だった日経平均は一時17,000台まで下がりました。この間わしの金融資産も順調に切り下がっていました。一時は2割程度縮小しました。まあ、このくらいなら想定の範囲内ですね。

ところが、不思議なことが起こりました。その後急速に盛り返し、本日(4/16)の終値日経平均がまだ19,290ポイントなのに、わしの金融資産はなんとコロナ前の水準に戻ってしまったのです。こんなに早く回復するとは思わなかったので、正直、戸惑っています。

コロナ前にいやな予感がしていて、不必要な資産を売却し、現金比率を17%ぐらいに上げていました。コロナで下がり始めたころ、少しづつ投資して、日経平均が17,000台のときに、6%分ぐらいをすでに投資し終えていました。さらに同じくらいを信用でも買っていました。それらが寄与して、日経平均が19,000台に戻っただけで、資産は元に戻ったのです。

こうしてみると、下がったときにきちんと投資した人は、似たような状況なんじゃないかと思いますね。

でもこの先は楽観していません。いまそれなりに市場が堅調なのは、コロナ問題は先が見え始めた、と市場が思っているからだと思います。しかし数か月後には、コロナの影響を受けた企業のうち弱いところから倒産し始めるでしょう。弱いところとは負債が大きくてキャッシュの少ない、財務の弱いところです。かなり大きな企業も倒産する可能性があると思っています。するとそれを見て、ふたたび市場は動揺するでしょう。それに今後コロナが日本で蔓延すれば、海外と同様な悲惨な光景が配信され、投資意欲は盛り上がらないでしょうし。

わしはいま信用で買った分を売却していて、再び現金を増やしているところです。現金比率は14%まで戻っています。この現金は再び市場が動揺した時に投資するつもりです。

それにしても「出前館」が十分投資しないうちに、LINEの投資で爆上げしたのは、想定外でしたね。まあ、少しでも買っておいて良かった。赤字なので、そのうちまた下がってくるでしょう。

松屋フーズが安く買えたのもよかった。まあ、これは優待狙いですが(笑)。

一方、製造業はだめですね。日本電産は低い水準のままです。これは5年以上先をにらんだ投資で、いまは少しづつ買い進めているところなので、これでいいです。でも今まで買った分はもちろんマイナスに沈んでいます。

個別銘柄についてはあまり話してもしょうがないので、この辺で。

では、皆さん、いい引きこもりを。

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