ヘタレイヤンが億り人になったことは、ここで述べました。それからどうなったのでしょうか?
わしは配当とかそういう部分には興味がありません。成長する株にしか興味がないのです。そういうわけで、わしのポートフォリオはグロース株ばかりです。そしてグロース株の最近の不調については皆さんご承知の通りです。
たとえば、わしがずっと持っているエムスリー(2143)の5年月足チャート推移を見てみましょう。
コロナ禍が始まって、政府がお金を配り始めると、それが株式市場に流れ込んでグロース株は大いに上がりました。このとき、ヘタレイヤンも億り人になりました。
ところが、昨今のグロース株への逆風で、エムスリーはなんとピークの4割になってしまいました。原因はFRBによる金利の上げだと言われています。
エムスリーの今の株価は、下がったとはいえ、過去のトレンドの延長線上にありまして、このくらいまで下がる可能性があると思っていた下限近くです。そこまで下がる可能性がある場合、本当にそこまで下がるんですね(笑)。いまのところここで下げ止まっていますが、ここを割り込む事態もあり得るでしょう。
エムスリーは少々動きが極端ですが、わしのポートフォリオのほとんどの銘柄は同じ動きをしています。そういうわけで資産は激減して現在は6千万円の前半をうろちょろしているという状況です。
なぜ売らなかったって?
わしはその企業の戦略が間違っておらず、成長が続いている限りは持ち続ける方針だからです。
グロース株というのは過大評価と過小評価の間で大きく動く事が多く、こういうことはこれまで何度もありました。だから、まあ、しょうがないかな、と思っています。
さて、今後どうなるか? 世界経済は成長を続けるのは確実ですが、わしのポートフォリオがどうなるかはさっぱりわかりません。成長シナリオが変わらない限りは持ち続けるのみです。
まあ、ゆっくり本でも読みながら、展開を見守りましょう。