長嶺超輝 幻冬舎 2007.3.30
読書日:2024.2.18
裁判所の傍聴マニアが、裁判官の印象に残ったお言葉をまとめた本。
爆笑と書いてあるけど、それはほとんどない。いくつかクスッと笑えるものがあるだけだ。裁判なんておおむね深刻な状況だから、そもそもそんなに笑えるものにはなりえないのだ。
というわけで、題名に偽りありだなあ、と思っていたのだが、読んでいて古い事例が多すぎるなあと気がついた。不審に思って、奥付をみて驚いた。この本は初版が2007年と古い。そして、わしが読んでいた本は2023年の第33版だったのだ。
えーっ!
ネットで調べてみると、本書は累計35万部以上、シリーズ累計で100万部前後の発行部数で、それ自体がニュースになっていた。
著者は司法試験を目指して残念ながら落ちて、でも裁判が好きで通っていた人だそうだけど、いやー、これは本当にひと財産作りましたねえ。著作権は死後も50年間保護されますから、著者は子孫にいい財産を残しましたね。
というわけで、本の中身よりもそっちに驚きました。(正直あんまり面白くないし)。
全然知らずに、図書館に予約しましたけど、何ヶ月も待たされましたよ。いやはや。
★★☆☆☆
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