一橋和義 さくら舎 2023.8.10
読書日:2023.11.11
失恋の結果、ナマコの研究を始めたという著者が、ナマコの魅力を物語とコラムでつづった本。
むちゃくちゃ簡単な生物でも、生物って分からないことだらけ。なので、もちろん、ナマコも謎だらけです。
ストレスをかけると全身が溶けたり、半分にしてもそれぞれが再生して2匹になったり、捕食者に襲われると内蔵を出したり皮を脱いだりして捕食者がそれを食べている間に逃げたり、強力な毒を持っていたり、むちゃくちゃ粗食で生きていけるから浅い海から深海までいろんな海に住んでいたり、おしりの穴に魚が住み着いていたり、棘皮(きょくひ)動物で仲間にはヒトデやウニがいたり、まあ、いろいろなことが書いてあります。
へー、と思って、終わりました。
おしまい。(笑)
★★★☆☆
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