村上 世彰 幻冬舎 2018年9月6日
読書日:2018年12月
村上さんは、日本の子どもたちに「お金の授業」を行っており、その内容を本にしたもの。だから子どもに話すような口調で書かれている。
日本は学校でお金のことを教えない、ほとんどの日本人はお金を悪だと思っている、という話はよく聞くし、だからお金との付き合い方を教える本や記事はたくさんある。そういった中では普通のことを教えているので、特に疑問もなくスカスカ読めた。
しかし読みながら、少し疑問が生じた。
この本を子どもが手に取って、購入して読む?
読まないよね。
じゃあ、大人が買って与えるのか?
お金に興味のない(というかお金というものの性質に興味のない)大人は買わないよね。
もしかしたら日本中の小中学校の図書館に置かれることを想定しているのかしら?
きっとこの本を読んでいるのは、わしのようなもともとお金に興味のある人ばかりなんだろうなあ、と思いました。
★★★☆☆