ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

再び窓の世界へ



わしはあまりウィンドウズが好きではない。とはいっても、マックはもっと性に合わない。わしは垂直統合がそもそも嫌いなのだ。それならウィンドウズのほうがまだまし。そして、わしはCPUをぶん回すよりも、非力なCPUでサクサク動くことを喜ぶタイプなのだ。

そんなわしが数年前に3万円のChromebookを買った。このマシン、acer製だが、なんとCPUは格安スマホに使われているようなものだった。しかもタッチパネル機能付き。つまり、ざっくりキーボード付きアンドロイドタブレットのようなものだったのである。

しかしながら、大変サクサクよく動く。わしはすぐに気に入ってしまった。それにわしはグーグルの環境やアプリをがんがん使っているから、相性が悪いはずがない。この文章だってGoogleドキュメントで書いているのだ。

だが、買うときには気が付かなかったが、このマシン、OSは確かにChromeOSだったけど、OSのビット数を見て驚いた。なんと32ビットだったのである。

32ビット! いまどき32ビットOSのパソコンが存在しているなんて!

Chromebookは、ブラウザに当然Chromeブラウザを使う前提なのだが、OSが32ビットだから、Chromeブラウザももちろん32ビットバージョンなのである。時々、「これは最新のChromeではありません。アップデートしてください」と表示されるが、そもそも64ビットバージョンをインストールできないのだから無視するしかない。

しかしまあ、買った当初は、32ビットでも別に問題なかったのである。すべての作業は32ビットでも問題なくできた。

しかし、これがだんだん問題になってくるのである。

徐々に、64ビットじゃないと正常に動いてくれないサイトが出てきたのである。わしの場合、Chromebookの一番の使い道は、このサイトの維持管理である。ところが、ついに、32ビットのブラウザでは、「はてな」の管理画面に入れなくなった。これはとても困る。

はてな」に問い合わせたが、「そのOSには対応していません」と言われて、おしまいだった。まあ、そうでしょう。

それで仕方なく、ほぼ使われていなかったウィンドウズマシンを引っ張り出したが、なんとも使いにくいなあ、という感じである。仕事ではもちろんウィンドウズを使っていて、別になんの不満もないのだが、自分の個人的な作業をウィンドウズで行うと、とてもいらいらする。Chromebookのレスポンスの良さになれると、ウィンドウズはどこかワンテンポ遅く感じる。タッチパネルでないところもイライラする。

まあ、きっとそのうち慣れるんでしょうけど、64ビットのChromebookを買おうかなあ、という気もしている今日このごろなのでした。

ちなみに、頻繁に自動アップデートされるというのが特徴のChromebookですが、32ビット版はこの3年間、買った直後に一度アップデートがあっただけで、その後まったくありません。

グーグル、ぜんぜんケアしてないじゃん。しょうがないなあ。なんとか自動アップデートで64ビットにしてくれないかなあ。

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