ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

無料の読書三昧

最近、世の中は無料、というか、おまけの読書にあふれています。ネット小説とかではなくて、ちゃんとした本です。(ちゃんとした本とは、編集や校正とか、普通の出版の手続きを踏んでいる本のこと)。

無料の読書といえば筆頭は図書館でしょう。

無料と言っても、住民税は払っているから遠慮することはありません。どんどん読みましょう。当然ながら、読みきれない量の本があります。人気の本は予約して待たなくてはいけないという縛りがありますが、何10冊も予約していると、次から次へと予約が届いて、ときには恐ろしいことになることもあります。

えっ、あなたは10冊しか予約できない、ですって? 

それは住んでいる地元の図書館しか使っていないからです。わしは地元の図書館のほかに職場がある自治体の図書館、近隣自治体の図書館も使っていて、最大40冊の予約が可能にしています。でもまあ、2つの図書館で20冊も予約していると、毎週何冊か届きますよね。なにも予約が届かなかったら、読もうと思っていてまだ手にとっていない本を借りましょう。

図書館は別として、最近のおまけの読書はすごいなあ、と思います。

まずはアマゾン。プライム会員なら、プライムリーディングと言って、アマゾンが選んだ本を無料で読むことができます。どういうふうに選んでいるか知りませんが、なかなかいい選択がされていると思いますよ。わしはときどきプライムリーディングを読んでいます。プライム会員には送料無料だから入っているんですが、動画配信のプライムビデオも付いているから、やっぱりお得ですよね。

つぎはクーリエ・ジャポン

わしは講談社のWEBマガジン、クーリエ・ジャポンを読みたくて購読を開始したんですが、クーリエ・ジャポンには、ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が付いています。もともとわしはWSJ購読していましたが、クーリエ・ジャポンに入って、直接購読はやめてクーリエ・ジャポン経由にしました。両方読めて一石二鳥になりました。

そしてクーリエ・ジャポンには毎月、5冊の無料読書が付いてくるのです。講談社の本に限定という縛りがありますが、識者の方がじきじきに選んでいるので、なかなか高水準の内容なんですね、これが。じつは、毎月楽しみにしています(笑)。毎回、少なくとも1冊はわしの琴線に触れる本があるもので。

次は、U−NEXT。

息子が格闘技ファンで、格闘技のライブ配信が多いU−NEXTに無理やりサブスクさせられています。ですが、U−NEXTは雑誌や本も読むことができるのを知っているでしょうか。たぶんアマゾンプライムに対抗しているんじゃないかと思います。雑誌は、有料のd−マガジンより削除されているページが少ない気がします。本に関しては無料の本もないことはないけど、ダイジェストだったり、一部だけだったりが多くて一冊まるごとというのはほとんどありません。無料は漫画のほうが充実しています。

しかし、毎月1200ポイントが付いてくるので、そのポイントを使えば、好きな本を買うことができます。まあ、普通はこのポイントは、ライブ配信のチケットや、有料の新作映画の支払いに使ってしまうのですが。

U−NEXTの運営会社、USEN−NEXT HOLDINGSの株主になると、100株で半年ごとに90日の利用料と1000円分のポイントがもらえるので、わしは株主になりました。U−NEXTはちょっと高めの配信サービスですが、株主になると割高感は相当減りますね。

きっと他にも世間には無料の読書がいろいろあるんじゃないでしょうか。

そこまでして読みたいのか、という声も聞こえてきそうですが、でもそんなことをいう人は、そもそもこのブログにはやってこないでしょうね。

えっ、お金を出して本を買わないと、出版文化が崩壊する?

どうでしょうか。本はなくならないんじゃないかなあ。紙の本はなくなるかもしれませんが、テキストで何かを伝えるということはなくならないでしょう。なにしろデジタルテキスト配布のコストはすごく小さいですからね。編集はどうかわかりませんが、校正はAIがやるようになって、制作コストは下がっていくんじゃないかなあ。

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