2018-12-15から1日間の記事一覧

サピエンス全史(上下)文明の構造と人類の幸福

ユヴァル・ノア・ハラリ 河出書房新社 2016年9月2日読書日:2018年02月12日 全史というのを付けなくて原題の通りただの「サピエンス」でよかったのでは? しかし、科学的な情報も織り交ぜながら、常に歴史という視点で語られている著作であるから、それを明…

3億人の中国農民工 食いつめものブルース

山田 泰司 日経BP社 2017年11月9日読書日:2018年03月17日 最初の安徽省で出会った少年たちのエピソードにぐっとくる。岩の上に座って仙人のように達観した様子で遠くを見つめる少年たちと出会い、その後も関係をとぎらせずにその後を追ったものだ。 絶望す…

習近平の真意: 異形の大国を操る

長谷川慶太郎 徳間書店 2018年6月12日読書日:2018年06月17日 長谷川慶太郎氏の衰えを知らない洞察力には驚くばかりで、ときどき氏の意見を読んでみたくなる。 最初の方に朝鮮半島の情勢について説明があり、金正恩はまったくアメリカに降伏した状態と言い、…

チャイナ・エコノミー: 複雑で不透明な超大国 その見取り図と地政学へのインパクト

アーサー クローバー 白桃書房 2018年3月5日読書日:2018年07月20日 中国経済の現状を認識するには最適な本。 中国経済については問題ないという声も多かったのですが、一方で、土地バブルが崩壊する、影の銀行での負債で恐慌が起きる、統計がでたらめ、など…

漱石の家計簿 お金で読み解く生活と作品

山本芳明 教育評論社 2018年4月20日読書日:2018年08月21日 日本人のお金に対する典型的な態度というものがあって、 (1)自分はお金に興味がない、あるいはお金は汚いという。 (2)お金持ちは何か悪いことをしている、または何か悪いことをしないとお金…

出世の首―ヴァーチャル短篇集

2007 角川書店 筒井 康隆2007年04月24日 面白くないことはないけど、どうも古い作品ばかりじゃないかと。BGなんて言葉が出てくるんじゃねえ(苦笑)。何年の作品か、初出一覧がついていてもいいんじゃない? ヴァーチャル短編集と銘打ってあるけど、統一感…

巨船ベラス・レトラス

2007 文藝春秋 筒井 康隆読書日:2007年04月19日 最初はちょっとどうかと思ったが、全員がベラス・レトラスに集合したあたりから面白くなって、一気に読めた。 しかし、作品中に現在自分が係争中の著作権問題を全部実名で書いちゃっていいのか?…ってたぶん…

悪役レスラーは笑う―「卑劣なジャップ」グレート東郷

2005 岩波書店 森 達也読書日:2007年03月22日 グレート東郷は単なる悪役レスラーではなく、日本プロレス創成期のキーパーソンだった。力道山も尊敬し、慕ってたという。しかも力道山が慕う陰には、出生の秘密(国籍)の問題も絡んでいるらしい。 つまりグレ…

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