2007 文藝春秋 筒井 康隆
読書日:2007年04月19日
最初はちょっとどうかと思ったが、全員がベラス・レトラスに集合したあたりから面白くなって、一気に読めた。
しかし、作品中に現在自分が係争中の著作権問題を全部実名で書いちゃっていいのか?…ってたぶんいいんだろうなあ、そういう例って小説には山ほどあるし、そもそも相手と連絡が取れなくなって困ってるみたいだから、文句言ってきたらそのほうが好都合か? 以下参照。
http://www.jali.or.jp/tti/data/hokusou.htm
現代において、小説にそもそも意義があるのか、というのは、私も答えが知りたい問題です。
面白く読めたけど、大傑作とはいえないので、星は4つ。
★★★★☆