桃戸ハル(編・著) 講談社 2019.10.16
読書日:2026.2.17
累計230万部を超えた人気シリーズのベスト・セレクション。
まあ、ショート・ショート集なんですが、星新一のショート・ショートとは違って、とくに文明論的な深みがあるわけでもなく、せいぜい中学生が読める程度のお話ですね。どんな結末があり得るかな、というふうに予想しながら読むと、だいたいその中のひとつが当てはまるという程度のお話でございます。
この本を読んでみようと思ったのは、やっぱりこのシリーズがベストセラーになったからですね。
小中学校で朝の読書会、通常10分程度の読書をさせる時間を設けている学校が多いわけですが、そういう目的の読書にピタリと当てはまったということなんですね。
つまり学校を中心にベストセラーになったというところがすごいなあ、と思うわけです。
やはり学校の先生や図書室の司書さんのネットワークは馬鹿にできないもので、こういう現場の人達の人たちからボトムアップ的にベストセラーが生まれることも世の中には結構あるんですよね。お金を出すのは結局大人なので、大人を味方につけることができた事が大きかったわけです。
少し前に読んだ「二分間の冒険」も、この学校系のボトムアップ的なベストセラーです。
このシリーズの主力になった桃戸ハルさんってどんな方なんでしょうね。ちょっと調べましたが、何も出てきませんでした。
こういうボトムアップ型のベストセラーって、本屋大賞となんか似ていますね。
★★☆☆☆
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