ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

一生「お金」を吸い寄せる 富の方程式

スコット・ギャロウェイ 訳・児島修 ダイヤモンド社 2024.12.3
読書日:2025.9.3

仕事はやりたいことではなくて自分の得意なことを伸ばすようにしてハードワークを行い、少しでもいいからお金を貯金するようにして、複利で運用して、将来の人生の選択肢を増やそうと主張する本。

最近ですねえ、人類の未来とか、民主主義の行く末とか、なんかそういう大きなことに関心が向かっていたのです。それというのも、トランプの登場とか、ウクライナ戦争とか、パンデミックとか、AIとか、なんかものすごく世の中が変わっていくような気配を感じてそういう方面に関心が向かっていっていたのでしょう。

でも、最近ちょっと気分が変わってきたように思います。

今回の本ですが、こういう富を築く本はたくさん読んできましたから、「まあ、いつものやつね」という感じに軽く済ませることもできたのですが、しかしですねえ、今回は妙に心に響くんですね。いったいどうしたんでしょう。

なんか心の奥から、「おまえさあ、人類の未来がどうとかじゃなくてさあ、自分のこともっとしっかりやれよ」という声が響いて来ているような気がします。

とくに職業を選ぶときに、自分がやりたいことじゃなくて自分が得意なことをしなさい、そうすれば情熱はあとからついてきます、という部分ですね。ここが妙に心に響きました。

やりたいことじゃなくてやれること。わしのやれることってなんだろうか、となんか考え込んでしまいました。

このへん、著者は社会人になる20代の人に向けていってるんだけど、わしのような老人になぜ響くのか……と考えて、はたと気がついた。

いや、実はわしはもうすぐ定年なんですね(笑)。つまり、大学を卒業して社会に入っていく20代と同じように、会社を卒業してまた新しい社会に入っていくという点では、全く同じなわけです。

いままで定年後のプランなんて、年金もらってお気楽に暮らすというプランしかなかったのですよ。好きなことをして暮らす。それ以外になにかある? って思ってた。

でも目の前に迫ってくると、なにか生活をもっとリアルに考えてなにかしなくてはいけないのではないか、という感じになってきてるんですね。

いや、しかしですねえ、ここは20代と同じふうに発想してはいかんとも思うのですよ。だって、いま好きなことをしないと、いったいいつするんです?

というわけで、やりたいこととやれることの間で、いま悩んでいるわけです(笑)。

わしにできることって、たぶん投資ですよね。ここ数年ちゃんと投資をして来なかった。さぼりすぎた。もうちょっときちんとやろうと、ちょっと思いました。で、投資が好きかと言われれば、実はあまり好きではないのですね(苦笑)。これは一種の実験だったわけで。多少財産ができたところで興味が薄れてきたわけです。

うーん、やっぱり、老後の人生の方針は、「適当」かな。

でたとこ勝負ということで、だめ?

**内容を知りたい人のためのメモ**
・人格を鍛えよう。ストイックに、正しく行動して、それを習慣化する。習慣があなたをつくる。
・生産的なことにフォーカスしよう。情熱を追い求めず、ハードワークして自分の才能を磨こう。情熱はあとからついてくる。その才能を持って、高い波が来ている業界へ行こう。
・時間が最も大切な資源だから、何事も時間で考えるようにしよう。支出は、日常の消費、予備費、投資用にわけて管理して、少しでもいいから貯金を習慣化しよう。投資用は複利を利用して、長期で膨らませよう。
・投資はパッシブ8割、アクティブ2割で。分散投資を忘れずに。住宅も適当な時期に買おう。

 

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