堀江貴文 祥伝社 2021.5.10
読書日:2021.12.12
ホリエモンが糖尿病について解説した本。
まあ、わしも糖尿病の境界にいる人なので、こういう本を読むわけですが、しかし、SGLT2阻害剤以外の新情報はないですね。SGLT2阻害剤もネットで調べられる以上のことは書いてないですし(そりゃそうだ)。
SGLT2阻害剤とは、腎臓で糖を再吸収することを妨害する薬で、糖分をどんどん尿に排出します。インスリン以外で初めて血糖値を減らす薬だそうです。糖分を排出するから、ダイエット薬としても有名。なお、尿検査で引っかかるので注意です。
この本の一番いいところは、ホリエモンが糖尿病を真剣に捉えていて、糖尿病でないのに、保険外のSGLT2阻害剤を入手してふだん飲んでいるということを明かしていることでしょうね。少なくともホリエモン信者には伝わるでしょうからね。
(でも薬って、飲んでいると耐性ができてだんだん効かなくなって来ることがあるけど、SGLT2阻害剤はそのへん大丈夫なのかしら?)
わしはダイエットをしたあと、じわじわと体重がリバウンド気味で1キロ太ったので、またダイエットをしなくちゃ。糖質オフの生活を続けているつもりなのに、太ってくるというのは、どうなの。
きっと優待の食事券が切れるのが惜しくて、外食を再開しているからだろう。つまり糖尿病になるとせっかく優待で手に入れた食事券も使えない、ということだ。とほほ。優待を楽しみにしている投資家には厳しいなあ。外食で得たカロリーを消費使うためには、桐谷さんみたいに電車を使わず、移動をすべて自転車にするしかあるまい。
面白いのは、糖質を少なくしていると、なんかお腹があまり空かないんだよね。たぶんインスリンがあまりでなくて血糖値が安定しているという効果じゃないかと勝手に思ってる。インスリンが出て血糖値が下がるからお腹が空くんだよね、きっと。違うかな?
★★★☆☆