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東大教授がおしえる やばい日本史

監修・本郷和人、文・滝乃みわこ、イラスト・和田ラヂオ、、マンガ横山了一 ダイヤモンド社 2018.7.18
読書日:2020.12.28

日本史の中の有名人のやばい、欠点の部分に焦点を当てた本。子供向けだが、大人が読んでも十分面白い。

というのも、日本史に疎いわしには知らないことがいっぱい書いてあったから。(いかに日本史に疎いかは、今もトラウマになっているこの事件とか)。

というわけで、わしが知らなかった面白かった部分をいくつか書く。

聖徳太子が隋に送った「日いづる所の天子」の手紙で隋の皇帝が怒ったことは知ってたけど、使いの小野妹子(ちなみにおっさん)が、その返事の手紙をたぶんわざと無くした、というところは知らなかったな。なんて書いてあったか、読んでみたかった。でもなんで、隋の歴史書には記載がないんだろうか?

大化の改新中大兄皇子が、弟の妻の額田王を横取りして、しかも天智天皇に即位した宴で、弟と妻が「私たち別れたけどまだ愛し合っています」という歌を歌ったとは知らなかった。(たぶん、これは有名な話ですよね)。

清少納言が性格が悪く、紫式部の夫を侮辱して、紫式部から嫌われたとは知らなかった。

武田信玄ボーイズラブに夢中で、しかも恋文を送った相手に振られていたとは知らなかった。

とか、まあ、こんな感じです。

年末のひと時を楽しく過ごせました。

★★★☆☆

 


東大教授がおしえる やばい日本史

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