小田嶋隆 岡康道 清野由美 日経BP 2019.7
読書日:2019.10.15
日経ビジネスオンラインは、今は改装してほとんど雑誌の拡販に特化した内容になってしまいましたが、その前はなんでもありのサラリーマンが時間を潰すにはもってこいの企画がたくさんありました。この人生の諸問題もその一つで、この本になった部分もわしはウェブで読んでいます(会社で)。読んでいるのに、本になったらまた読んでしまうのが、困ったところです。
内容としては、コラムニストの小田嶋とCM制作会社社長の岡が与太話をして、ときどき編集の清野さんが鋭い突っ込みを入れるというだけの内容で、しかもなぜか話のほとんどがいつのまにかスポーツの話題になってしまうという、おなじみの構成です。
今回は、70年代の高校時代の話をたくさんしているので、もしかしたら将来は、東京都立高校の状況に関するよい資料になるかもですが、まあ、だらだら続く話をだらだら読めばよい本です。家で読むとすぐ眠くなりますので(笑)、電車の中でだらだら読むのに最適ではないかと思います。
ウェブが改装してしまったので、今後はどこに発表するのかという問題もありますから、まあ、これが最後かもしれませんし、どこかで再開しても、わしの所には知らせが届かないかもしれません。
★★★☆☆
(追記 2022.6.25)
本日、信じられないことに、小田嶋さんが昨日(2022.6.24)、65歳で亡くなられたというニュースが入った。病気ということだそうだ。
岡康道さんが2020.7.31に63歳で亡くなられているので、人生の諸問題のお二人が相次いで亡くなられたことになる。
あまりのことに呆然としているが、亡くなるタイミングもあまり変わらずほぼ同じで、いまの基準では若くして亡くなられるとは、仲が良すぎるにしても程があるだろう。
ご冥福をお祈りいたします。