麻生川 静男 KADOKAWA/角川マガジンズ 2014年9月10日
読書日:2016年02月23日
資治通鑑って毛沢東が愛読していたそうで、それにつられてこの本を読んでみました。しかし、半分も読まないうちに辟易してきました。やっぱり日本人には耐えられないというか、同じような話がこれでもかと続くのにうんざりするというか。しかし、確かに中国人を理解するには、こういう発想も理解しなくては。
今の中国を見ていても、この資治通鑑の話で納得できる部分も多いのですが、しかしこの発想で中国は世界を納得させることができるのかしら? やはり相当マイナーな考えのような気がするんですよね。中国国内だけならこれでいいかもしれませんが。
日本では翻訳が全くなかった資治通鑑ですが、ようやく電子本で出版され始めたようです。しかしあまりに長くて、全部読む人いるんでしょうか? σ(^_^;が読むかどうかわからないけど、とりあえず完訳にこぎつけてもらいたい。
★★★★☆
本当に残酷な中国史大著「資治通鑑」を読み解く (角川SSC新書)
(参考)