ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ウィトゲンシュタイン 新装版(Century Books 人と思想76)

岡田雅勝 清水書院 2018.12.17(なお書かれたのは1985年)読書日:2021.4.20 「新しい哲学入門」でウィトゲンシュタインに興味を持ったので、横浜市立電子図書館で探したところ、この本を発見したので借りてみた次第。ほんと、電子図書館って便利。 ウィトゲ…

日本経済入門

野口悠紀雄 講談社現代新書 2017.4.1読書日:2021.4.13 日本経済の問題点は、高齢化と情報産業への産業構造転換に成功していないことであり、デフレは問題ではなく、日銀の金融緩和は的はずれな政策だと主張する本。 わしはなにしろ敬愛する野口先生のゆるー…

議論の技法 トゥールミンモデルの原点

スティーヴン・トゥールミン 訳・戸田山和久、福澤一吉 東京図書 2011.5.25読書日:2021.4.11 論理学を現実の議論に拡張して適用するには、蓋然性を導入して、推論が展開できるようにしなければいけないと主張している本。 と、上のようにいちおう一言でまと…

「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

野口悠紀雄 角川新書 2018.6.10読書日:2021.4.3 技術の加速化に従って知識の陳腐化が激しくなり、誰もが大学卒業後も独学で新しい知識を得る必要があると主張する本。 「独学大全」を読んだ勢いで、野口悠紀雄の独学法も学んでおきたいと手に取ってみました…

「新しい哲学入門」で思い出したこと

「新しい哲学入門」では、一見哲学の問題のように見えて、哲学の問題にならないもの、問題として意味がないもの、についての話だった。 この土屋さんの講義を大学で受けていれば、いろんな問題に悩まなくても良かったのに、と正直に思う。 20代のころ、わ…

新しい哲学入門 なぜ人間は八本足か?

土屋賢二 文藝春秋 2014.3.2読書日:2021.4.7 ほとんどの哲学的問題はそもそも問題として意味がなく、哲学というのは人間の言語のあいまいさと闘うのがその出発点だ、と主張する本。 なぜ人間は八本足か、という問いは明らかに意味がなく、ナンセンスだが、…

トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ

ジェイソン・ファン 訳・多賀谷正子 サンマーク出版 2019.1.20読書日:2021.4.2 糖尿病を専門とするトロントの医者がインスリンの働きを熟知した結果、太るのはインスリンのせいであり、インスリンの効果を考えないダイエット法は意味がないと主張する本。 …

げんきな日本論

橋爪大三郎 大澤真幸 講談社現代新書 2016.11.1読書日:2021.4.1 二人の社会学者が日本の歴史を振り返って、日本の社会構造がどのように構成されてきたのかを議論する本。 じつは横浜市立図書館の図書カードを持っているのですが、なんと横浜市立図書館は2…

人生の短さについて 他2篇

セネカ 訳・中澤務 光文社古典新訳文庫 2017.7.28読書日:2020.3.28 人生が短いと感じるのは無駄なことに忙殺されているからで、やるべきことをやり、今という時間に集中すれば時間は無限にあると主張する本。 セネカはローマ時代の政治家、哲学者。カリグラ…

日本国民は無能な政府を望んでいる

日本のデジタル行政は散々だ。 直近でも ・コロナ対策で接触確認アプリCOCOAがバグがあって機能していなかった。・保険証をマイナンバーで運用することを発表したが、入力ミスやらなんやらで、結局、運用開始を半年間延期すると発表した。 などという…

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