ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自分のアタマで考えよう 知識にだまされない思考の技術

ちきりん ダイヤモンド社 2011年10月28日読書日:2012年03月01日 わしが定期的に読んでいるブログはちきりんだけ。 ちきりんが自分のブログのネタ、とくに図面がどんなふうにできていくのかについて解説した本。 でも社会的事象について普通はここまで考えな…

新実存主義

マルクス・ガブリエル 廣瀬覚・訳 岩波新書 2020.1.21読書日:2020.3.21 マルクス・ガブリエルにはまってるの。というわけで、2冊目は岩波新書。 さて、この本で問題になっているのは「心」だ。人間は心を持っているが、心に思い浮かんだことは物質ではない…

ディープテック 世界の未来を切り開く「眠れる技術」

丸幸弘+尾原和啓 日経BP 2019.9.24読書日:2020.3.16 東南アジアが発展する中で新しい問題が起こり、それを解決するためにはハイテクだけではなく、すでにある枯れた技術を組み合わせて新しい結合(ディープテック)を生み出す必要がある。日本には眠れる…

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

山口周 KADOKAWA 2018.5.18読書日:2020.3.15 山口さんの本はこれで3冊目。これでほぼ、山口さんの主要な本は網羅したかな? わしはこういう読まなくてはいけない本のリストというものには弱くて(苦笑)、しかもこうもあつく勧められると、全部読みたくな…

AI以後 変貌するテクノロジーの危機と希望

丸山俊一+NHK取材班 NHK出版新書603 2019.10.10読書日:2020.3.12 NHK教育で放送された「人間ってナンだ? 超AI入門」で、4人の世界的知識人からAIについてコメントをもらう特別編を放送したが、それを書籍化したもの。「欲望の資本主義」…

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」

山口周 光文社新書 2017.7.20読書日:2020.3.5 山口氏の本、「ニュータイプの時代」に続いて2冊目。順番としては、こちらのほうが先に出版された。そしてたぶんこの本で山口さんはメジャーになった。 基本的な前提は、前回読んだ「ニュータイプの時代」と同…

ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ

マイケル・バトニック 訳・鈴木立哉 2019.9.24読書日:2020.3.3 投資家というのは気の小さな存在で、さらに残念なことに投資に失敗は避けられない。なので、失敗をしては、あの時買っておけばよかった、売っておけばよかった、と悩むことになる。 そんな時に…

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

山口周 ダイヤモンド社 2019.7.3読書日:2020.2.28 20世紀の価値観をいまだに引きずっているひとに、その発想では今後やっていけないと、24章に分けて説く本。今話題の山口周の、わしにとって1冊目の本となりました。 1つ1つの具体的な内容的はこれま…

荒潮

陳楸帆(チェン・チウファン、スタンリー・チェン) 中原尚哉・訳 早川書房 2020.1.20読書日:2020.2.26 (ネタばれあり。注意) 前にも言ったが、そもそも小説はあまり読まないし、ましてやSFはほとんど読まない。だが最近、中国のSFにはまりつつあるよ…

新型コロナウイルスの影響をどう見るか

新型コロナウイルスの影響で、世界経済はなんだかめちゃくちゃで、株式市場も下がってる。こうなると、悲観する人もいれば、チャンスと思う人も出てくる。 会社に出入りしている保険のおばちゃんがわしの顔を見ると「買ってますか?」と聞いてきた。 この人…

中国の大プロパガンダ 恐るべき「大外宣」の実態

何清漣(かせいれん) 訳・福島香織 芙蓉社 2019.10.30読書日:2020.2.22 中国が金にものを言わせて、マスコミを通じて外国に対して大がかりな宣伝活動を繰り広げている実態を告発した本。台湾で出版されたものを、中国関係のスター記者である福島香織が翻訳…

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