ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

ピーター・ブラウン, ヘンリー・ローディガー, マーク・マクダニエル エヌティティ出版 2016年4月14日読書日:2019年6月21日 どうすれば効率的な学習ができるかということについて述べた本。 具体的には、(1)想起練習を組み込む。繰り返し読むよりも、軽…

書物の破壊の世界史――シュメールの粘土板からデジタル時代まで

フェルナンド・バエス 紀伊國屋書店読書日:2019年6月16日 書物や図書館が破壊された歴史を振り返る本。分厚い本だけど、意外に面白くて、長さを気にせずに読めた。本に興味のある人には楽しめると思う。 昔、この本でも紹介されているブラッドベリの「華氏…

大富豪の投資術

マーク・モーガン・フォード ダイレクト出版 2017読書日:2019年6月9日 パームビーチグループという資産管理をアドバイスする会社が、「いまなら5000円相当の本が無料で当たる」(実際は配送料が取られるらしい)とネット上で盛んに宣伝している本。 あんま…

お金の流れで読む 日本と世界の未来 世界的投資家は予見する (PHP新書)

ジム・ロジャーズ PHP研究所 2019年1月17日読書日:2019年6月8日 国際的に有名な投資家ジム・ロジャーズは、今後に期待できる国として、北朝鮮を挙げる。理由は、もしも北朝鮮が開国して韓国と統合したら、統合朝鮮はとんでもなく発展する可能性があるからと…

マネーの魔術史 :支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか (新潮選書)

野口悠紀雄 新潮社 2019年5月22日読書日:2019年6月5日 野口悠紀雄は信頼できる経済学者の一人だ。彼はどんな議論でもできる限り1次資料にあたり、自分の頭を使った議論を展開するからだ。こういう人はありがたい限りである。 今回のこの本の執筆動機は、も…

マイ遺品セレクション

みうらじゅん 文藝春秋 2019年2月7日読書日:2019年6月1日 みうらじゅんが産経新聞で連載している自分の奇妙なコレクションを紹介するコラムを書籍化したもの。 何でこんなものを集めているんだという内容が56項目並んでいる。そのほとんどの物に首を傾げ…

ファーウェイは生き残れるのか

アメリカ政府がアメリカ製品の輸出規制のリストにファーウェイを加えた、というニュースが2019年5月15日に伝えられた。 わしからみて、ファーウェイって、中国の企業のなかでは共産党にあまり頼らず頑張ってきた(というか冷遇されてきた)企業というイメー…

すべてのマンションは廃墟になる (イースト新書)

榊淳司 イースト・プレス 2019年2月10日読書日:2019年5月28日 結婚後子供が生まれ、わしは妻にせがまれてマンションを買う羽目になった。 その時のことはここに書いた。 実はわしはマンションを資産として全く評価していない。同じお金を出すのなら戸建ての…

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