ヘタレ投資家ヘタレイヤンの読書録

個人投資家目線の読書録

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フォッサマグナ 日本列島を分断する巨大地溝の正体 (ブルーバックス)

藤岡 換太郎 講談社 2018年8月22日読書日:2019年2月26日 富山、長野から山梨の日本を代表する山岳地帯、日本アルプス。この中を北から南に貫いている溝がフォッサマグナ、ということは学校で学んだが、これがどうやってできたのかいまだに分かっていないと…

ニュースの"なぜ?"は世界史に学べ2 日本人が知らない101の疑問

茂木 誠 SBクリエイティブ 2017年9月5日読書日:2019年2月25日 何とはなくネットで見かけて読んだ本。出版は2017年9月と、1年以上前だが、いまでも十分に使える。なるほど。歴史の目で見るというのは、とても射程が長いのだ。素晴らしい。 何とはなく知って…

身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論

鈴木涼美 幻冬舎 2016年12月6日読書日:2019年2月21日 この本は長らく読むべき本リストに残っていて、でも全然読もうとしなかったのですが、どこかのネットのコラムで、この本を読んで考え方が変わった、影響を受けた、とかいうような話がぽろっと書かれてい…

SHOE DOG(シュードッグ)

フィル・ナイト 東洋経済新報社 2017年10月27日読書日:2019年2月20日 ナイキの創業者、フィル・ナイトの自伝。創業当時から株式公開まで、約20年間ぐらいの物語。 わしはまったく靴に興味がないので、本の中に次々に出てくる、靴に取りつかれた人たちが、ち…

人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか

慶應義塾大学出版会 2017年4月14日読書日:2018年02月25日 企業は過去最高の業績をあげ、失業率は3%を下回り、人手不足は深刻という話は聞くのに、一向に賃金は上がらない。国はいら立ちを隠さず、企業にベースアップ3%以上を要求する異常事態。この状況…

ライフ・シフト―100年ライフの人生戦略

リンダ グラットン, アンドリュー スコット 東洋経済新報社 2016年10月21日読書日:2019年2月14日 人間の寿命が100年に延びることはほぼ確実と言われている。では、その時の人の人生とはいったいどういうものになるのか。何が大切になるのか。 この本は20…

トイレの窓を開ける派

ヘタレイヤンは会社員をしながらほそぼそと生きていますから、平日は会社に通勤しております。 職場はビルの6階ですが、この階だけなぜかトイレの窓が開いています。他の階のトイレの窓が開いているのはあまり見たことがありません。 5月や10月など、気持ち…

FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実

ボブ・ウッドワード 日本経済新聞出版社 2018年12月15日読書日:2019年2月12日 これまでの著作を通じて、ボブ・ウッドワードの最大の関心は、政府の政策がどのように意思決定がなされるのかを読者に伝えることにあると思う。 本書の出だしもなるべく従来の方…

もっと言ってはいけない (新潮新書)

橘 玲 新潮社 2019年1月17日読書日:2019年2月10日 前作の「言ってはいけない」を読んだ時に、いまいち衝撃的ではない、という感想をもったが、今回の「もっと言ってはいけない」でも同じことを感じた。 これがいったいどうしたの? という感じだ。 なぜなん…

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

橘 玲 新潮社 2016年4月15日読書日:2016年11月23日 進化論や遺伝学に関する知見をもとに不愉快と皆が思うような話を載せている。しかし読み始めると特に衝撃的な話はなくて困りました。美貌や知能で格差が生まれるなんて当たり前すぎる。しかし後半は面白く…

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2012年10月23日読書日:2013年01月07日 20のことというか、ほとんど1つ?リスクコントロール、リスクコントロール、リスクコントロール。これだけ。 いかにリスクを抑えて最大の利益を上げるか。で、たどり着いた答…

死ぬこと以外かすり傷

箕輪 厚介 マガジンハウス 2018年8月28日読書日:2019年2月4日 そうだったのか、と思いました。わしが読んでき本のかなりは、この箕輪さんが作っていたのだ。「多動力」、「お金2.0」、「東大から刑務所へ」などなど。 でも、わしが箕輪さんの本を読んだ…

ブルー・オーシャン・シフト: 新たな成長機会を掴むステップ

W・チャン・キム, レネ・モボルニュ ダイヤモンド社 2018年4月20日読書日:2019年2月4日 市場での切磋琢磨により製品やサービスが向上していくのが資本主義システムですが、もしビジネスするのであれば競争が激しい市場はなるべく避けたいですね。 という、…

2019 長谷川慶太郎の大局を読む

長谷川慶太郎 徳間書店 2018年10月20日読書日:2019年2月3日 長谷川慶太郎の読みが必ず当たるわけではないのは承知しているが、それでもこの人のように世界中に目配りして、本当の意味で大局を読むことのできる人はまれなので、大変貴重である。 この本もた…

優待、消化できてます?

株式投資をしている人なら、純粋な投資以外に、優待目当てに株を保有している人も多いでしょう。 特にすかいらーく(3197)は、1000株保有していると、年間6,9000円もの優待カードが送られて、お得と評判になっています。まあ、ひと月に1度、家族でガストへ…

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